45.横須賀市 荒崎

 

 

観測地点No.45

荒崎


景勝地県立荒崎公園は、海食台、海食崖が発達し、地層の白と黒の縞模様がはっきりと見られる。また海食洞も有り、地形地質の観察場所として、いろいろ学習できる場所である。

Photo by: 山岸 穣

 

観察できる地層 三浦層群三崎層、ローム層
観察できる内容 ・三崎層の白っぽい泥岩と黒っぽいスコリア質砂岩の互層が見られる。
・地層の傾斜は60~65度と急傾斜で、泥岩とスコリア質の部分で差別浸食が見られる。
・三崎層の上に傾斜不整合でローム層が堆積しているのが見られる。
・海食洞がいくつか見られる。
・地層中に小断層、級化構造、大きな火山弾等が見られる。
参 考 荒崎から長浜海岸にかけてはハイキングコースになっており、地層の観察には適している。

 

場 所 横須賀市長井6丁目
バス停「荒崎」から海沿いを約300m行ったあたりで広い海食台になる。ここから先400mぐらいの区間で、水産研究所の西側及び荒崎公園付近一帯の海岸。

 

 

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更新日:2023年11月02日 10:14:20