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カテゴリ:民族資料一覧
教材として活用し得る民俗資料 -
横須賀市教育研究所には、41点の教材として活用し得る民俗資料が所蔵されています。
これらは、授業の中で活用し得る「民俗資料」として、昭和47年度より収集したものです。
3階ロビーには、その一部を展示しています。授業や学校記念行事などでの使用から、最近ではテレビや書籍等での紹介と、様々に活用されています。
このページを通じて、さらに広くご覧いただきたいと思います。1 机(寺子屋師匠用) 2 本箱 3 幻灯機 4 蓄音機 5 大そろばん 6 木銃(ぼくじゅう) 7 火のし 8 こて 9 炭火アイロン 10 針箱 11 火打(ひうち)道具 12 燭台 13 可動式燭台 14 油差しと燭台 15 吊行燈 16 吊ランプ 17 手さげ火鉢 18 湯たんぽ 19 皿鉢(さはち) 20 釜(かま) 21 薬研(やげん) 22 こんろ 23 弁当入れ 24 柄鏡(えかがみ) 25 自在鈎 26 電話機 27 たらい 28 行李(こうり) 29 日時計 30 矢立(やたて) 31 座繰機(ざくりき) 32 手紡ぎ車 33 木槌 34 千歯扱(せんばこき) 35 ひょうたん 36 しょいた(背負子) 37 かんな 38 墨壺 39 どら(銅ら) 40 桿秤(さおばかり) 41 文具箱 公開日:2023年10月12日 00:00:00
更新日:2023年10月12日 14:12:18
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カテゴリ:民族資料写真
1.机(寺子屋師匠用) -
寺子屋で師匠が使用した机。材質は“けやき”で、どっしりとして風格もある。他に寺子屋が使用した机も当教育研究所で所蔵しているが、材質は“杉”で師匠の机と比較するとだいぶ粗末である。
原寸: 師匠用,たて34cm,横95cm,高さ27.5cm公開日:2023年10月11日 23:00:00
更新日:2023年10月12日 14:13:45
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カテゴリ:民族資料写真
2.本箱 -
寺子屋で師匠が愛用した本箱。材質は“けやき”で、どっしりとしている。
原寸: たて29.5cm,横4cm,高さ60cm公開日:2023年10月11日 22:00:00
更新日:2023年10月12日 14:14:10
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カテゴリ:民族資料写真
3.幻灯機 -
幻灯機は江戸末期の嘉永年間、オランダから初めてもたらされた。当初は摩灯ともいわれ恐れられたりしたが、明治時代になると次第に普及していき、明治20年代には静かながら幻灯ブームの一時期を築いた。写真にある幻灯機は、明治初期に使用されたもので、光源は灯油であった。
原寸: 使用時最大の横の長さ77cm,幅22cm,高さ33cm
格納時の横の長さ40.5cm,幅22cm,高さ33cm公開日:2023年10月11日 21:00:00
更新日:2023年10月12日 14:14:22
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カテゴリ:民族資料写真
4.蓄音機 -
蓄音機は、ターンテーブルを毎回78回転で動かすバネモーターと、音管(アームとラッパ)と雲母の振動板をもつサウンド・ボックスを主要な部品としていた。この写真の蓄音機は、大正末期から昭和初期に出回ったもので、最初は雲母の振動板が使われていたが、その後ジュラルミンに変わった。
原寸: たて45cm,横39cm,高さ35cm公開日:2023年10月11日 20:00:00
更新日:2023年10月12日 14:14:44
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カテゴリ:民族資料写真
5.大そろばん -
明治時代以降に学校で用いた授業用の大そろばんである。これは、珠が落ちないように軸木に毛のついたもの、細い針金を何本も通してバネのようにしたものなど、工夫をこらしてある。下の5つの珠が4つの珠になったのは、国定教科書4期(昭和8年~15年)からであろう。
原寸: たて31cm,横111cm公開日:2023年10月11日 19:00:00
更新日:2023年10月12日 14:14:55
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カテゴリ:民族資料写真
6.木銃(ぼくじゅう) -
1886年(明治19年)、諸学校令が制定され、体操科の教材に“兵式体操”として軍事教練が登場した。小学校では初め“隊列運動”といった。1925年(大正14年)、陸軍現役将校配属令及び学校教練要目が公布され、中学校以上では、軍隊から払い下げを受けた銃(単発の歩兵銃)や木銃で、軍事教練を実施した。“木銃”は、主に銃剣術(木銃の先にタンポをつけ、胸に防具をつけてフェンシングのように突き合う)として、使用された。この木銃は、実際の銃に剣をつけた長さに作られている。
原寸: 長さ162.5cm公開日:2023年10月11日 18:00:00
更新日:2023年10月12日 14:15:07
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カテゴリ:民族資料写真
7.火のし -
炭火を入れてその熱気を利用し、衣服類のしわ伸ばしや形なおしに用いられた。“火のし”の使用については、高田与清(小山田)の「松屋筆記」や山崎美成の随筆「海録」に見られる。江戸時代中期以降一般化したものと考えられる。大正末期頃まで和裁用として欠かせない道具であったが、アイロンの出現で姿が見られなくなった。
原寸: 柄26cm,火入部直径14cm公開日:2023年10月11日 17:00:00
更新日:2023年10月12日 14:15:29
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カテゴリ:民族資料写真
8.こて -
炭火の中に入れ熱してから、衣服類のしわ伸ばしや形なおしに用いられた。“こて”の使用については、「和名類聚抄」や白石の「東雅」などに散見でき、江戸時代中期以降一般化したものと考えられる。昭和初期頃まで和裁用として欠かせない道具であったが、アイロンの出現で姿が見られなくなった。
原寸: 長さ35cm公開日:2023年10月11日 16:00:00
更新日:2023年10月12日 14:15:40
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カテゴリ:民族資料写真
9.炭火アイロン -
炭火を入れてその熱気を利用して、衣類のしわ伸ばしや形なおしに用いられた。“こて”“火のし”より効率がよく、大いに普及した。ペリー来航当時の様子を記した松浦武四郎の「下田日記」に、アイロンの絵が見られるので、幕末頃輸入されたものと推定される。洋服の普及と共に、明治中期にはアイロンの発達はめざましいものがあった。
原寸: 横17cm,高さ15cm公開日:2023年10月11日 15:00:00
更新日:2023年10月12日 14:16:57