No.98 ハンゲショウ (H15.6.24)
撮影 H15.6.22 三浦市 |
ハンゲショウ(ドクダミ科ハンゲショウ属) |
北海道を除く各地に分布し、沼地や湿地など水気の多いところに生育する多年草です。県内では、湘南や相模川以東の沖積地や谷戸に点在しますが、少ないようです。 水辺に白い根茎をのばして群生します。茎は直立して50~100センチになります。 花序は、6~8月に、上部の葉のつけ根からでます。長さは10~15センチで、花弁のない、雌しべと雄しべだけの小さな白い花が並んでいます。花序は、つぼみのころは垂れ下がっていますが、花の準備ができると立ち上がっていきます。 上部の葉は、花のころだけ白くなります。受粉のために虫を誘うためでしょう。 和名は、半夏生(はんげしょう、7月初旬)のころに白い葉をつけるからとか、半化粧の意味からともいわれます。 |
更新日:2023年10月12日 10:54:20