No.52 ハマボウ (H13.8.3)

撮影 H12.8.3  天神島
ハマボウ (アオイ科フヨウ属)

 本州(神奈川県以西)、四国、九州など暖地の海岸に生育する落葉低木です。神奈川県内では横須賀市の天神島が唯一の自生地で、県指定の天然記念物です。
 7~8月、枝の先に径5センチほどの淡黄色の花を1~2個開きます。5枚の花弁はらせん状にならび、基部は暗赤色をしています。
 フヨウ、ムクゲなどハイビスカスの仲間で、一日花です。朝咲いて夕刻にはしぼんでしまいます。
 和名は、浜に生えるホオノキの意だそうです。

 

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更新日:2023年10月12日 14:45:05