No.47 クリ(H13.6.11)
撮影 H13.6.8 朝比奈 |
クリ(ブナ科クリ属) |
山地に生える落葉高木ですが、食用のために各地で植えられ、多くの品種があります。この写真も朝比奈峠の栗畑で撮ったものです。 樹皮は黒褐色で縦に裂目があります。 長楕円形の葉は互生し、縁には先が針のように尖った鋸歯があります。 黄色い雄花は多数が集まって長さ10~15センチの穂になります。雄花の穂の付け根に、小さな緑色の雌花がつきます。実際には、雌花をつけない雄花だけの穂のほうが圧倒的に多いようです。花が終わると雌花のつけ根の部分で雄花の穂は落下し、雌花は刺のある総苞に包まれて熟します。 |
更新日:2023年10月12日 15:20:31