No.20 ウラシマソウ (H12.4.14)
撮影H11,4,2 観音崎公園 |
ウラシマソウ(サトイモ科テンナンショウ属) |
新緑が萌えだす頃、三浦半島の林下を歩くと、暗紫色をしたこの花によく出会います。 雌雄異株で、キングコブラが頭をもたげたような形をした部分は苞(ほう)です。この中に太い棒状の花序があり、そこに雌株は雌花が、雄株は雄花だけが群がってつきます。 花序の先が上に長くのびて途中から垂れ下がっています。その様子を浦島太郎の釣り竿と釣り糸に見立ててこのような和名がついたそうです。 地下には球茎があり多年草ですが、球茎に養分が多く蓄積すると雄株から雌株に性転換するそうです。 |
更新日:2023年10月12日 16:50:53