カテゴリ:民族資料写真
6.木銃(ぼくじゅう)

 

1886年(明治19年)、諸学校令が制定され、体操科の教材に“兵式体操”として軍事教練が登場した。小学校では初め“隊列運動”といった。1925年(大正14年)、陸軍現役将校配属令及び学校教練要目が公布され、中学校以上では、軍隊から払い下げを受けた銃(単発の歩兵銃)や木銃で、軍事教練を実施した。“木銃”は、主に銃剣術(木銃の先にタンポをつけ、胸に防具をつけてフェンシングのように突き合う)として、使用された。この木銃は、実際の銃に剣をつけた長さに作られている。
原寸: 長さ162.5cm

 

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公開日:2023年10月11日 18:00:00
更新日:2023年10月12日 14:15:07