カテゴリ:民族資料写真
20.釜(かま)
かまは元来湯沸かし用に使われたことが多かったものの、かまどに固定させるため、“つば(鍔)”を取り付けることによって、御飯を炊くのに好都合とされた。このつば付きのかまが“はがま(羽釜)”で、それに重い蓋をして炊くことによって、米飯のおいしさが増したといえる。この写真のかまは、地紋が入っていたり、口が狭いところから、主に湯沸かし用として使用されていたものと思われる。
原寸: 口の直径13cm,最大直径33cm,深さ16cm
公開日:2023年10月11日 04:00:00
更新日:2023年10月12日 14:19:13