カテゴリ:民族資料写真
28.行李(こうり)

 

かぶせぶたの直方体で、葛籠(つづらかご)の一種で、衣料・文書・雑物を入れる容器である。材質は竹製と柳製とがある。この写真は柳製で、文書や雑物を入れ携帯したものと思われる。なお、この行李に安政3年2月に買い求めたとの記載がある。1902年(明治35年)頃、小型の行李が弁当容器(竹製・柳製)として、さかんに利用された。
原寸: たて36cm,横16cm,深さ7cm

 

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公開日:2023年10月10日 20:00:00
更新日:2023年10月12日 14:20:52