No.73 ハマヒルガオ(H14.5.27)
撮影 H12.5.21 三浦市 |
ハマヒルガオ (ヒルガオ科ヒルガオ属) |
日本各地の海岸の砂浜に生えるつる性の多年生です。県内では海岸線にそって分布し、初夏の砂浜の花畑の代表選手です。 白い地下茎は丈夫で砂の中を長くはい、地上茎も砂上をはって広がるので、大きな群落になったのをよく見かけます。砂の移動の激しい環境に適応しているのに感心します。 円腎形の葉は無毛で厚く、光沢があります。そのために、水分の蒸発や塩害を防いでいると考えられます。 花の径は4~5センチで、同じ科のアサガオと同様に一日花です。 種子はコルク質で包まれており、海水に浮きます。海流に乗って運ばれるので、世界中の海岸に生育しています。 |
更新日:2023年10月12日 13:37:43