No.60 アリドオシ(H13.11.12)
撮影 H13.10.24 武山 |
アリドオシ (アカネ科アリドオシ属) |
本州(関東地方以西)、四国、九州に分布し、樹林下に生える常緑の小低木です。県内では南部の海沿いの常緑樹林下に生育しています。三浦半島でも同様です。 高さは30~50センチで、葉のつけねから鋭い2センチほどの刺が出ています。 葉は対生し、長さは1~2.5センチの卵円形で、ふちは全縁です。また、質は硬くて表面には光沢があります。 5月に、葉のわきから白い花を1~2個つけます。果実は直径5~6ミリの球形で、冬に赤く熟し、先端には萼片が残ります。 和名は、針の鋭さが蟻を刺し通すほどだということからだそうです。 |
更新日:2023年10月12日 14:20:45