NO.38 イタビカズラ(H13.3.6)
撮影 H11.3.1 観音崎 |
イタビカズラ(クワ科イチジク属) |
常緑のつる性低木で、福島県、新潟県以南の暖帯、亜熱帯に分布します。三浦半島全域に見られます。茎から気根を出し、ほかの樹木や岩の上をはい上がります。 花は夏、イチジクを小型にしたような花のう(かのう)を葉の付け根に1~2個つけます。それが秋から冬に熟します。径1センチ程の球形の集合果です。 同科同属の仲間にイヌビワがあります。これも三浦半島全域で見られますが、別名をイタビといいます。イヌビワ(イタビ)によく似たつる植物なので、このような和名がつきました。イタビカズラは多いのですが、その実に出会うことは少ないようです。 |
更新日:2023年10月12日 15:52:59