No.35 スイセン(ニホンスイセン)(H13.1.17)
撮影 H13.1.15 観音崎 |
スイセン(ニホンスイセン)(ヒガンバナ科スイセン属) |
地中海沿岸地方が原産地といわれ、かなり古い時代に中国を経て日本に渡来したようです。関東地方以西の暖地の海岸近くに野生化もしている多年草です。 スイセン属の特徴は、6枚の花披(花冠)の基部に、お碗の形をした副花冠(副冠)があることです。 花の中を覗くと、手前に3個、奥に3個の雄しべが花粉を出し、中心には1本の雌しべが見えます。このように花の仕組みは完全なのに結実することはほとんどないようで、球根によって殖やします。 |
更新日:2023年10月12日 16:04:27