月報 2003年度 8月号

 

平成15年(2003年)8月1日
編集発行・横須賀市教育研究所/代表・五ノ井文男
〒239-0831 横須賀市久里浜6-14-3
TEL(046)836-2443(代) FAX(046)836-2445

巻頭 特集 教育史 研修セクション 教育情報セクション こくばん
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巻頭


「開国の地」と「開かれた学校」

  教育研究所から徒歩10分ほどのところに、ペリー公園があります。休日を利用して久しぶりに訪ねてみました。中央部に大きな記念碑の建つ公園とともに記念館を見学し、目の前に広がる海岸線の砂浜に降り、「泰平の眠りをさます蒸気船、たった四杯で夜も眠れず」と狂歌にも謳われた150年前に思いを馳せてみました。
 この地は嘉永6年(1853年)、米国東インド艦隊司令長官マシュー・カルブレイス・ペリー少将が、蒸気船ミシシッピー号、サスケハナ号、帆船プリマス号、サラトガ号の4隻を率いて上陸し、220年に及ぶわが国の鎖国政策の重い扉を叩き、日本が開国へと向かう契機となった記念すべき地です。
 「開国の地」となった横須賀は、単に開国の地としてその名が知られるだけではなく、近代的な造船所の建設や日本初の洋式灯台の建設など、確実に日本の近代化に影響を与えることとなりました。それは、かつて経験のない先端の技術との出会いであり、同時に知識・技能を持つ多くの人材を必要としたことでしょう。
 重い扉が開かれたということは、「国際化」へのステップであり、「人的隔たり」「場所的隔たり」「時間的隔たり」「情報の隔たり」が解消され、「人・物・金」が行き来する「経済」が形成されることを意味するわけです。あわせて、これらに従事する人材育成のために、教育にも力がそそがれたはずです。

 さて、今や高度経済成長を経て、先進工業国として世界にゆるぎない地位を築いたわが国の社会は、国際化、情報化の進展、少子高齢化など、急速にかつ大きく変貌を遂げつつあります。その中にあって学校は、社会の変化に的確に対応することのできる教育の実践を、求められているのではないでしょうか。
 とかく学校は、社会に対して閉鎖的であると指摘されることがあります。第15期中央教育審議会の第一次答申は、「生きる力」を育成する教育への転換を基調としましたが、これは学校において意図的・計画的に行われる教育活動とともに、家庭や地域社会との連携・協力が必要であることを意味しています。
 したがって、これからの学校は社会に対して、「人的隔たり」「場所的隔たり」「時間的隔たり」「情報の隔たり」の解消を求められることになります。そして、さまざまな隔たりを解消することのできた「開かれた学校」では、学校情報の発信、地域の教育力の活用、学校施設の活用を絶えず心がけ、学校・家庭・地域社会との相互の連携により、児童・生徒の「生きる力」が育まれることでしょう。
 新学習指導要領のもと、各学校においては創意工夫を凝らした教育活動が展開されていることと思いますが、ペリー上陸150周年にあたり、「よこすか開国祭」を盛大に挙行する本年、「開国の地」において「開かれた学校」について考えをめぐらすのもよいかもしれません。

(指導主事 椿本 幸光)

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特集


■■ 「総合的な学習の時間」を考える ■■

 

「子どもたちが輝く時…」

大塚台小学校 教諭 岩田 嘉純

 

 「総合的な学習」を展開していく上で、私が大切にしていることは、次の三つです。

 

* 「本物の学習」・「本物の体験」を目指す。

* 「人との出会い」を大切にする。

* 子どもを信じて任せきる。

 

  今年度、77名の5年生と共に決めたスローガンは、「みんなで力を合わせて、『世の中やまちの様子が変わるような…』・『自分の生き方が変わるような…』すごいことをやろう!」というものです。そして、この時間枠の名称は「自分もみんなも幸せになる」という願いを込めて「Happy Time」としました。
 最初の単元:「なるほどthe大塚台小学校」で、学校の「よさ」を多くの人に発信するという活動をしました。「本物」にこだわって、事前に「専門家」から設計コンセプトを学んだり、人との接し方の実習を受けたりして、当日を迎えました。「初めて会う人をマンツーマンで案内する」という状況(=「本物の体験」)の中で、精一杯の「接客」をする子どもたちは、実にステキな表情をしており、とても輝いて見えました。子どもが本来持っている「高まろうとする心」を信じて、任せきることで、教師の意図を上回る成果が得られたのです。初めて会う方でなく、保護者だったら…、1対1でなく、グループで接客していたら…、このような姿(成長)は見られなかったかもしれません。
 教科の学習や学校生活の中で身につけた力を総動員して、「本物の社会」に関わる学習…、これが、「総合的な学習」のあるべき姿ではないでしょうか。

 

「個の成長を見つめて」

大楠中学校 教諭 伊部 えりさ

 

 昨年7月の初旬、「総合的な学習の時間」のまとめの発表会でのことでした。学級内でグループごとに一人ずつ2~3分程度自分の発表について述べていく中、一人の男子生徒が自分の番が近づくと、頭を抱えてしゃがみ込み、私が何を言っても貝のように口を閉ざしたままとなってしまいました。数分後、彼はようやく絞り出すような声で「難しい。」と一言だけ言いました。テーマを掴みきれず、追究活動がうまくいってなかったので何も伝えられないのでした。それならそれで、もうどうにもならないのだから、そのことだけでもみんなに伝えなさいと何度も声をかけました。私は彼に、苦悩する自分としっかり向き合ってほしかったのです。
 時間をかけ、短気を起こさず、私にしては珍しく根気よく彼を説得しました。ようやく彼は立ち上がり、みんなの方を向いてたった一言、「難しかったです。」と言うことができました。
 それから半年後、次の単元のまとめの発表会の時、彼は台本を家に忘れてきたにもかかわらず、自分から発表すると言い、学級のみんなの前で自分の体験学習について意欲的に話すことができました。最後の方で「ああ、そうだ、まだ他にも言いたいことがあったんだけど忘れた。」と言い、それで彼の発表は終わりました。
 彼の変容にクラスの生徒たちは驚くとともに喜び、大きな拍手を送ってくれました。二度目の単元で、彼の中で課題を掴む力、自ら判断し行動する力、そして発信する力が育っていくのを私だけでなく学級の生徒全員が感じ取ることができました。そしてその成長も一度目の単元学習があったからこそだと確信できました。

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教育史


【写真に見る横須賀の教育のあゆみ 8】

〔PTAのあゆみ〕
 日本のPTAは、アメリカ占領軍の政策の一環として、勧奨されたところから始まっている。
 昭和21(1946)年3月にアメリカ教育使節団は、その報告書の中で、まず「初等及び中等学校の教育行政」への提言として、「児童生徒の権利を増進し教育上の計画を改善するために、両親と教師との団体組織の助成」をあげている。
 同年12月、当部の文部省は、各都道府県社会教育所管課長会議に際し、PTAの趣旨説明を行い、その積極的普及を奨励した。
 こうして、わが国のPTAは、上からつくられた性格のものであったが、その普及は、すこぶる急速であった。事実、昭和23(1948)年末には、全国の公立の小学校・中学校・高等学校のうち、85%が既にPTAを結成したと言われるほどに達した。

 

○横須賀市のPTA誕生
 横須賀市では、昭和23(1948)年、春の新学期を迎えてから、PTA発足の動きが活発になり、年内には一部の学校を除き、全市の小中高等学校が従来の後援会、母の会を発展的に解消して、PTAを結成した。
 「PTAのはじまり」のようすを池上小学校創立50周年誌は、次のように記している。

 

 

 昭和23年の新学期を迎えて、PTA発足の動きがでました。そして、7月1日、今まであった保護会・母の会等の団体を発展的に解消して、池上小学校PTAが発足しました。
 学習に使う用具が不足し、教室さえも足りなかったこの時代に、PTAの果たす役割として重要であったのは、学校への財政援助でした。役員は、かごを背負ってバザーの品物を集めてまわったこともあります。活動の話し合いは、夜7時から11時頃まで熱心に行われたそうです。
 父母と教師が力を合わせて、児童のためによい環境をつくろうと努力したことは、教育効果を上げるために大いに役立ちました。

○PTAの活動
 このように、教師と保護者とが協力して子どもにとってよい環境をつくり、学校と家庭が一つとなって、教育の効果をあげるというPTAの運動は、PTA発足時の日本にこそ必要なものであった。
 その当時、どんな活動をしていただろうか。
次は、発足時の昭和23年度(1948)における汐入小学校PTAの活動状況である。

 

イ、総会-各学期1回以上(会計報告、事業報告、委員会報告を行う。自由討議と重要事項を表決)

 

ロ、運営委員会-毎月1回以上開催(計画と遂行)

 

ハ、常置委員会-委員会毎に随時(運営委員会と綿密な連絡をとり、本会の推進力となり趣旨の徹底をはかり、運営に協力する)

 

ニ、学級父母懇談会-毎月1回開催(担任対父母、父母対父母等相互に懇談をし、新教育に対する考え方や指導法を知り、児童の学習、行動、保険、進学等あらゆる部面の方策を図る)

 

ホ、教育となり組長会-近隣10~15人の児童の父母代表の会(長期休暇中の学校の方針及び行事を語り、生活指導全般についてお互いに協力すべく懇談をする)

 

ヘ、成人教育-毎学期1回以上(後援会、講習会、映画会等開催地他校参観、文化施設、生産工場等視察見聞を広め会員の教養を高める)

 

ト、資金獲得のための事業(廃品回収、運動会売店、演芸会開催)

 

チ、児童活動の補助活動。教材教具購入充実。

 

リ、環境浄化に取り組む。学校周辺の風紀対策。

 

(昭和59(1984)年5月 横須賀市立田戸小学校
PTA総会-田戸小学校PTA広報-「田戸っ子」)

 

(教育史・図書資料担当 佐藤隆晃)

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研修セクション


 

研修よもやま話

 

■「十年一昔」と言いますから「一昔」より昔の話になります。とある研修に参加した折に担当指導主事から「『学び』を本当に身につけようと思うならば、『身銭をきる』ことが一番です。」と聞かされました。

 その時は「厳しいけれど、その通りだな…」程度の感想を持った微かな記憶があります。

 

■「自らの興味関心に基づく内容の研修であるならば参加するが、そうでないものならば参加したくない」というのが人の情だと思います。しかし、自分の知らない分野について研修で学ぶことも大切で、後々、役立つでしょう。

 

■研修セクションでは、学校教育における課題について、様々な観点から情報を得て、次年度の研修の企画立案を行っています。

 時には先生方が必要としている内容とタイムラグが生じてしまったこともありました。そうしたご指摘を謙虚に受け止め、横須賀の教育の数年先の動向を見据えて、今後も努力していきます。

 

■4・5月に開催した研修の感想をいくつかご紹介します。先生方からいただいた評価や感想を参考にして、今後の研修を運営していきたいと考えております。多くの先生方の積極的なご参加をお待ちしております。

 

〈6年次研修より〉

 

「今回の研修に臨むにあたり、今までの自分は何ができてきて、何が足りないかを振り返る機会だなと思っています。所長がおっしゃられた豊かな人間性を持ち続けることが大切だというのは、とても印象に残りました。自分の指導観を高めていきたいと思います。」

 

〈教育課題研修より〉

 

「(男女に対し)怒り方・誉め方・与える課題・向上心を変えるなど、家庭教育・学校教育・メディアが性別を作っているというお話を伺い、本当に納得できると思いました。何気なく使っている言葉や接し方を見直していかなければと実感しました。」

 

〈教育課程研修より〉

 

「現在、学校に求められていることが、具体的に述べられていてわかりやすかった。教員が今、抱えている問題を理解して話して下さっているので、共感でき納得できる点も多かった。ただ、『変わる』ということは難しいとも思いました。」

 

 

 

8月に開催する研修(夏季研修を除く)

 

-基本研修講座-

★初任者研修(新採用養護教諭を含む)

8月 5日(火)

「保健安全教育」 本庁

8月21日(木)~23日(土)

「宿泊研修」 三浦ふれあいの村
 

★年次教職経験者研修

8月20日(水)

「学級経営に関する研修」 教育研究所
 

★11年次教職経験者研修

8月11日(月)

「児童生徒指導に関する研修」 教育研究所

8月18日(月)~8月22日(金)

「社会体験研修」 市内各事業所
 

★16年次教職経験者研修

8月18日(月)

「社会理解に関する研修」 教育研究所
 

★26年次教職経験者研修

8月19日(火)

「各自のテーマに基づいた研修」 教育研究所
 

★学校栄養職員新採用研修

8月 1日(金)、8月19日(火)、

8月20日(水)

「専門分野に関する研修」 神奈川県給食会館
 

★学校栄養職員6年次経験者研修

8月1日(金)

「専門分野に関する研修」 学校給食会館
 

★学校栄養職員11年次経験者研修

8月 1日(金)、8月 5日(火)、

8月27日(水)、8月28日(木)

「専門分野に関する研修」 学校給食会館
 

-中学校教育課程担当者研修講座-

8月20日(水) 教育研究所

講義「評価を生かす指導のあり方」他
 

-教育相談研修講座-

8月1日(金) 総合福祉会館

午前

「構成的グループエンカウンターの演習」

午後

「信頼関係をつくる聴き方、話し方の実際」

 

指導主事:木屋・望月・椿本・北村

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教育情報セクション 


 

8月の教育情報セクション関係研修

 

すべて事前申し込み制です。

・いずれも詳細はイントラネットの参加申し込みをご覧下さい。
 

◎理科研修講座

 

21日(水) 理科基礎技術講座

第4回 9:30

「自然観察会~前田川の自然~」

 

22日(火) 小・中学校理科教材研究講座

第4回 10:00

「実験観察の工夫I」

 

25日(月)理科基礎技術講座

第5回 13:00

「総合で取り組む地域学習のノウハウ」

*この第5回は追加講座です

 

=================

◎情報教育研修講座(9:00開始)

 1日(金)プレゼンテーション2

 4日(月)画像処理1

 5日(火)画像処理2

 6日(水)ホームページ作成

 


■不要薬品等の回収について


 平成13年度に調査いたしました不要薬品、不要液浸標本の回収を夏季休業中に下記の予定で行います。
 8月18日(月)不要薬品
 8月19日(火)20日(水)
       不要液浸標本
回収校に対しましては、既に詳細をご連絡させていただきました。よろしくお願いいたします。

 

■「学校ITアドバイザー」をご存じですか?


 平成11年後半から始まったアドバイザー事業は、教職員のスキルアップに大きな貢献をしてくれました。横須賀のコンピュータ教育を支える大きな力でもありました。
 小・中学校ともコンピュータ教室が完備される中、今期は「学校ITアドバイザー」が派遣されています。事業の名称が変わったように、アドバイザーが学校あるいは先生をサポートする内容も少しずつ変化しています。
 現在の「学校ITアドバイザー」は、先生方が授業をする時に機器の操作にストレスを感じることのないように、事前に授業でのサポートの仕方を提案したり、時には学習の補助をすることを目標に派遣校に行っています。
 また、校務の情報化を積極的にすすめるためのアドバイスをしたり、場合により校内でコンピュータの研修会講師を努めたりもします。
 しかし、教育課程全般について理解している訳ではないので、情報教育担当の先生と相談しながら、派遣先の学校に必要な情報を提供するという状況です。
 今期も残り2ヶ月、派遣時間も限られていますので、コンピュータのスキルに関する部分は、できるだけ多くの教職員が参加する研修会形式で実施し、「学校ITアドバイザー」の目的である授業へのアドバイスやサポートに貴重な時間を利用されるようにお願いします。

 


■コンピュータのそばに解説書を

 

学校で先生方が使うコンピュータのそばに、一太郎やワード、エクセルといったソフトのマニュアル本(解説書)が置かれていますか。できれば、全機能が解説されていて、調べたいことを辞書のようにひくことができるページ数の多いものを学校で備えておくことをお勧めします。
 これらのソフトにはバージョン(版)があります。学校代表コンピュータ(デスクトップ型)がこの夏に更新され、それに伴ってソフトも最新のものになりますが、他のコンピュータでは古いバージョンも残りますので、解説書のバージョンは古いものでも最新のものでも活用は可能です。
コンピュータの操作はなかなか一度では覚えられないものです。他の先生や学校ITアドバイザーに1から教えてもらうのではなく、こうした本でご自分が調べ、操作をしてみて、「ここからがわからないのだけれど」と教えを請う方が覚えが早いと思います。ぜひ、ご検討下さい。

指導主事
高木 TEL:837-1338
一栁 TEL:836-2418
坂庭 TEL:836-6104

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こくばん


研究員会だより

環境教育研究員会

『身近な環境を教育に生かす』

  環境教育はこれまで生活科、理科、選択理科、総合的な学習の時間、特活、あるいは委員会活動やクラブ活動、部活動の中でとりあげられてきました。それらは温暖化等グローバルな視点からのもの、ビオトープやトンボ池の作製あるいは地域のゴミ調べなど、その指導や学習の方法・内容は多岐に及んでいますが、単年度の取り組みのものが多く、系統立てて行われていることは少ないように思います。

 教育研究所の研究員会において、これまでに何度も環境教育についての研究を行い、研究紀要としての報告がされています。それらはかつての文部省が出していた「環境教育の定義やねらい」に即してのカリキュラムづくりが主なものでした。

 今年度立ち上げた環境教育研究員会では、子どもたちにいちばん身近な、“学校内の自然環境等をどのように整備し、それらに校地周辺を含めた環境をどのように教育に生かすことができるか”にテーマを絞った研究を行っていくこととしました。

 2年の研究期間で以下の2点についての研究調査を行い、学校の環境整備・活用例を紀要として残したと考えています。

(1)校内外で教育に活用されている、あるいは活用できる自然環境の現状の把握

(2)校内外の自然環境の整備と教育活動への活用

 今年度の研究は上記(1)に基づくもので、すでに各校へアンケートをお願いし、ご協力を得ることができました。ありがとうございました。これからはこのアンケートの分析や学校の環境見学等を行い、来年度は学校に何かお返しできるものを作っていきたいと考えています。

 

平野 邦好  (馬堀小学校)
大津 晃  (鶴久保小学校)
市川 由香  (浦賀中学校)
長谷川 隆 (不入斗中学校)
二葉 隆弘(横須賀総合高校)

        
(訂正とお詫び)
 7月号6ページの研究員の桐生すみ子先生の学校名は小原台小学校の誤りでした。申し訳ありませんでした。ここにお詫びと訂正をさせていただきます。

 

 

 新年度が始まってから、日々慌しさと忙しさの中、目まぐるしく毎日が過ぎ去っていった4ヶ月ではなかったでしょうか。

 

 夏季休業になり、自分の時間が取り易くなります。この貴重な時間をどのように利用するかは、一人一人に任された部分です。日頃時間がなく、自分がやりたくてもできなかった分野に取り組む絶好の機会でもありますし、また、様々な研修に参加し、自己啓発や視野を広げることもできるでしょう。夏季休業がスタートする今、自分なりの課題を設定し、有意義な日々を過ごされることを期待しています。

 

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更新日:2023年10月31日 23:49:21