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カテゴリ:4.すみよいくらし
4.すみよいくらし -
1.くらしと水道(上水道) 2.くらしと水道(下水道) 3.くらしとごみ
1.くらしと水道(上水道)
(1)水はどこから
わたしたちの毎日の生活では、水道の蛇口をひねると、いつでもかんたんに水を飲むことができます。また、お風呂や洗たくなどにも、水道の水をたくさん使います。生活に欠かせない水道の水は、どこからくるのでしょうか。横須賀市内には、走水にわき水がありますが、水源となる、大きな川や湖はありません。そこで、横須賀市では、相模川や酒匂川など、5 つの系統から水を引いています。
5つの系統というのは、相模川を水源とする有馬系統と小雀系統、その支流の中津川を水源とする※宮ヶ瀬系統、神奈川県の西の酒匂川を水源とする酒匂川系統、横須賀市内に水源のある走水系統です。これらの水源を合わせると、1 日あたり、350,300㎥の水を横須賀市に送おくることができます。これは、小学校のプール、約1,200杯分の量になります。
※以前は、半原水源地や逸見浄水場などからなる半原系統がありましたが、平成27年3月に廃止され ました。ただし、逸見浄水場内にある逸見総合管理センターは、横須賀市内に安全な水をとどけるため、今でも24 時間いつもはたらいています。
(2)きれいで安全な水を家庭へ
水源から送られてきた水は、そのまま飲むことはできません。どのようにして、きれいで安全な水になるのでしょうか。
ろ過のしくみ 活性炭吸着のしくみ 水源から送られてきた水は、浄水場という所でゴミなどを取り、砂などを使ってろ過かします。そうしてきれいになった水を安全のために殺菌し、飲める水にしています。
このようにしてきれいで安全になった水は、浄水場から、横須賀市内に17か所あるポンプ所に送られ、27か所ある配水池を通って、みなさんの家庭や、学校や病院いんなどにとどけられます。
配水管 大矢部ポンプ場 武山配水池
2.くらしと水道(下水道)
(1)下水がきれいになるまで
お風呂や洗たく、トイレなど、わたしたちの毎日の生活で使われた後のよごれた水や、降った雨をあわせて「下水」とよびます。
家などで使われた水は、最初に道路の下にうまっている下水道管に入り、途中18か所のポンプ場を通って、浄化センターに集められます。地いきごとに4つの浄化センター(追浜、上町、下町、西)で、水をきれいにして、横須賀市の東側は東京湾に、西側は相模湾に流しています。
降った雨は、下水道管から直接川や海に流れます。下水道管 ポンプ場内 下水浄化センター わたしたちの家や工場などからでた下水は、下水道管を通り、浄化センターにたどりつきます。たどりついた下水は、最初に大きなごみや砂が取りのぞかれます。その後、バクテリアがよごれを食べてしずみます。
最後に、上ずみ水を消毒してから海にもどします。このように、下水はいくつものしせつを通って、少しずつきれいな水にされ、自然の中にもどされるのです。きれいになっていく水
海にもどされた水は、やがて蒸発し、雨となって森や林にたくわえられます。
その水が川の流れとなり、浄水場のはたらきによりふたたび水道水となります。
このように、わたしたちが生活のなかで使う水はじゅんかん※しているのです。※じゅんかん・・・ひとめぐりして、元へもどることをくり返すこと
(2)下水道の役割
下水道には、水をきれいにし、川や海の水質をきれいで、衛生にたもつことの他、様々な役割があります。そのひとつが、大雨がふったときに、まちを浸水から守ることです。下水道に雨水などが、流れ込み、まちに水があふれだすのをふせぐのです。
安心安全なくらしのためにも、下水道の役割は、欠かせないものになっています。また、浄化センターできれいになった水は、様々な場面で再利用されています。市内にある何か所かのトンボの王国では、下水処理をしてきれいになった水を再利用した池や小川があります。そこは、様々な植物や水辺の生き物を見ることができるなど、市民のいこいの場になっています。
台風で平作川の水があふれた舟倉(1974年7月) 下町トンボの王国
3.くらしとごみ
わたしたちは、くらしの中で毎日たくさんのごみを出しています。横須賀市全体では、どれくらいのごみが出されているのでしょうか。また、わたしたちが出したごみは、どこに運ばれていくのでしょうか。(1)横須賀市のごみの量
右のグラフは、平成10年から平成30年までに、横須賀市で出されたごみの量を表したグラフです。現在行われているごみの4分別収集と、集団資源回収が始まった平成13 年は、前の年とくらべるとごみの量が大きくへり、その後の20年間でも、少しずつへってきているのが分かります。4分別収集や集団資源回収には、どのようなねらいがあるのでしょうか。 (2)くらしから出るごみと資源物
市町村によって、ごみの分け方や出し方はちがいます。横須賀市では、平成13年度から、4 分別収集と集団資源回収が開始されました。それらは、それぞれ、決まった日に計画的に集められています。
また、令和2年度からは、ごみの分け方が一部変わりました。これは、横須賀市のごみ処理しせつが新しくなったことと関係します。分別のしかたがどのように変わったのか、たしか
めてみましょう。(3)横須賀市で収集するごみ
・4分別収集するごみ
1.燃せるごみ (生ごみ・落ち葉・バケツやおもちゃなどのプラス
チック製品・ゴム類・リサイクルできない紙など)2.缶・びん・ペットボトル (ペットボトル・缶づめやジュースの缶・金属の
ふた・ジャムや薬くすりのビンなど)3.容器包装プラスチック (食品トレイ・おかしの袋・マヨネーズの容器など、プラスチックでできているもの) 4.不燃ごみ (お茶わん、うえ木ばちなどのとうじ器、ガラス) ・その他のごみ
家具やふとんなどは有料で収集、小型家電は無料で回収しています。
(4)地域で集団回収する資源物
1.リサイクルできる紙 (新聞紙、雑誌類、段ボール、紙パックなど) 2.古着・古布 3.缶以外の金属 (やかん、フライパン、自転車などの金属) 4.蛍光管・電球 (5)ごみのゆくえ
集められたごみは、どこへ運ばれ、どのようになるのでしょうか。横須賀市に住むみなさんが出しているごみは、横須賀市と三浦市とで、協力して処理を行っています。しせつごとに見ていきましょう。
ア 横須賀ごみ処理しせつ「エコミル」
長坂にあるエコミルには、横須賀市と三浦市からごみが集まってきています。このしせつには、「燃せるこみ」や「不燃ごみ」、「そ大ごみ」が運ばれてきています。まず「燃せるごみ」は、下の図のように処理されています。
燃やしたあとに残る灰は、とかして道路をつくる材料などにします。また、燃やしたときに出る熱を使って発電もしています。
「不燃ごみ」や「そ大ごみ」はエコミルに運ばれ、ここで細かくくだいたあと、さらに分別されます。リサイクルできる金属類、燃せるもの、うめ立てるものの3つに分けられます。令和2年から運転を始めたエコミルの技術のおかげで、これまで「不燃ごみ」だったプラスチック製品やゴム類も「燃せるごみ」として処理できるようになりました。
イ リサイクルプラザ「アイクル」
追浜にあるアイクルには、「缶かん・ビン・ペットボトル」と「容器包装プラスチック」が運ばれます。
アイクルでは、集められたものをリサイクルする会社に引きわたすため、種類ごとに分けて、サイコロのような形にしています。それぞれが、どのような物に生まれ変わっているので
しょう。手作業で分別します サイコロのような形にかためられます ウ 最終処分場
「不燃ごみ」や「そ大ごみ」はエコミルで処理されたあと、どうしてもリサイクルできないものとして、三浦市にある最終処分場にうめ立てられることになります。
(6)集められた資源物
段ボール、紙パックなどのリサイクルできる紙類は、アイクルで処理した後、リサイクルする会社に引きわたし、古ぎ、古ぬの類や缶以外の金属はリサイクルされます。
ところで、横須賀市では、どのくらいのごみと資源物が出されているのでしょうか。下のグラフは、横須賀市で出されたごみと資源物の種類別の量を表しています。
次のグラフを見てみましょう。わたしたちのまちではみなさんの協力のおかげで、ほかのまちとくらべても、資源化率が高いことが分かります。
今、世界では「3R」が大切にされています。「3R」とは、「リデュース」「リユース」「リサイクル」のことです。※
アイクルでも、「3R」をよびかけています。横須賀市は、集団資源回収がとてもさかんです。回収率は全国トップレベルです。これは、「3R」を進めることに、つながっています。
毎月決められた日に行われる集団資源回収は、町内会や子ども会が計画し、回収業者が家庭から出る資源物を回収します。回収業者はリサイクル会社にそれを引きわたします。市役所も、その活動をサポートしています。
このように、家庭・地域・市役所などがそれぞれ協力し合って、資源物の回収をすすめています。※ リデュース・・・(ごみを)へらすこと リユース・・・くりかえし使うこと
リサイクル・・・材料やエネルギーとして有効に使うこと(7)ごみをへらす工夫
集あつめられたごみやしげんぶつは、リサイクルするなどの工夫がされていました。なぜそのような工夫が必要なのか、市役所の人に教えてもらいました。
公開日:2023年10月16日 07:00:00
更新日:2025年03月31日 12:55:21