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カテゴリ:6.安全なくらし
6.安全なくらし -
1.火事をふせぐ 2.けいさつの仕事
1.火事をふせぐ
火事は、とてもおそろしいものです。火事によって、人の命や家などがいっしゅんにしてなくなってしまいます。
また、最近(さいきん)では火でなくなるだけでなく、けむりによっても命をおとす人がふえているそうです。(けむりのスピードは1秒間(びょうかん)でよこに0.5m~1mで、階段の下から上へながれるスピードは3m~5mです。3階だてだといっきに3秒ぐらいで上がってしまいます。)
まず初(はじ)めに横須賀市では、火事でどのくらいの家やたてものなどが、焼(や)けているのか調べてみました。次に、おもな火事の原因(げんいん)は、どのようなものがあるか考えてみました。あ: 1 → 2 → 3 い: 1 → 3 → 1 う: 2 → 1 → 3 え: 3 → 2 → 1 このような火事が、わたしたちの町におきたらすぐ火を消すことができるように、消火(しょうか)せんや、防火(ぼうか)水そうなどが、使いやすいようにくふうして置かれています。
消火(しょうか)のしくみ
地域(ちいき)の消防施設(しょうぼうしせつ)とともに、わたしたちの横須賀市では、 火事をすばやく消すためにどんなしくみになっているのでしょう。火事の知らせ(119番)があると、米(よね)が浜(はま)にある消防局司令室(しれいしつ)につながります。119番の電話は、市内のどこからでもこの指令室につながります。指令室では、火事の場所に近い消防しょや、消防出張所(しゅっちょうじょ)に火事が起きたことを連絡(れんらく)します。また、消防出張所だけでなく市の水道局(すいどうきょく)や電力会社(でんりょくがいしゃ)、けいさつしょなどにも連絡します。 中央消防署 火事がおきた場合(ばあい)、できるだけひがいを少なくするために、指令室(しれいしつ)を中心に連絡(れんらく)が一度にできるようになっています。
消防局指令室 また、消防しょでは消火のため、いろいろな種類(しゅるい)の車も用意しています。
はしご車
(高いたてものの火を消す車)ポンプ車
(ポンプを使って水をいきおい
よくとばして火を消す車)小型ポンプ積載車
(谷戸が多く道路がせまい
地区のための小がたの車)そして、火事になった時、市の水道局では水道のもとせんを開きます。電力会社、けいさつなどは事故(じこ)がおきたりしないように活動(かつどう)していることも知りました。 救急車(きゅうきゅうしゃ) しかし、なによりもいちばん大事なことを、消防のおじさんが教えてくれました。
消火くんれん 救助(きゅうじょ)くんれん たてものへの立入り検査 救助活動 このほか消防しょでは、火事をけすだけでなく、急病人(きゅうびょうにん)やけが人などを病院(びょういん)に運ぶ救急活動(きゅうきゅうかつどう)もしています。
このように消防しょでは、人のいのちを守るための仕事をしています。
2.けいさつの仕事
(1)みぢかなけいさつ官
わたしたちのみのまわりではたらいているけいさつ官は、どんな仕事(しごと)をしているのでしょう。落としものをとどけたり、道がわからなくなったりした時に行ったことのある交番で、けいさつ官を見かけたことがあります。 交通整理(こうつうせいり)をしているけいさつ官も見たことがあります。 また、盗難(とうなん)にあった時、急いできてくれます。 家々(いえいえ)をまわっていくのも、けいさつ官の仕事のひとつです。
また、このような仕事(しごと)は、いつでも人びとの安全を守るため、夜中まで続けられていることも知りました。
このような仕事は、朝、昼、夜、休みなく続いています。
(2)交通事故(こうつうじこ)をふせぐ
テレビや、新聞のニュースでもわかるように、最近(さいきん)では交通事故が多くなっているため、けがや、なくなった人の数も多くなっています。
横須賀市における小学生の交通事故原因調べ(平成10年)
じょうたい別 / 原因別 件数
(けんすう)けがをした人の数 歩行中
飛び出し 41 41 信号むし 4 4 車のすぐ前や後ろからの横断(おうだん) 8 8 道路(どうろ)での遊(あそ)び 0 0 ななめ横断 4 4 横断してはいけない所の横断 2 2 左側通行(ひだりがわつうこう) 0 0 その他(た)のいはん 7 7 いはんなし 9 9 計 75 75 自転車に乗っていた時
急ぐ時に車がいないかよく見ない 25 25 一時てい止(し)いはん 14 14 歩道(ほどう)や、一方通行の所をぎゃくに走る 2 2 ぼんやりしていたり、わきみなど前をよく見ていない 5 5 その他(た)のいはん 10 10 いはんなし 8 8 計 64 64 車に乗っていた時(いはんなし) 28 29 合計 167 168 わたしたちは交通事故(こうつうじこ)がおきたとき、110番に電話をすることがあります。110番に電話をかけると、どのようにしてけいさつ官はかけつけてくるのでしょう。 110番のしくみ
横須賀市で110番された電話は、神奈川県庁(けんちょう)の近くにある神奈川県けいさつ本部(ほんぶ)の通信指令室(つうしんしれいしつ)にとどきます。ここで電話の内容をもらさず録音(ろくおん)するとともに、110番された所に一番近い、田浦、横須賀、浦賀のいずれかのけいさつしょに連絡(れんらく)をします。すると、けいさつしょは近くの交番に連絡し、けいさつ官がかけつけます。けいさつ官はその場所につくと、わたしたちの安全を守るために原因(げんいん)を調(しら)べ、ふたたび事故などがおこらないようにします。
通信指令室
(つうしんしれいしつ)神奈川県(かながわけん)
けいさつ本部(ほんぶ)しかし、事故(じこ)などがおこってはいけないので、横須賀市内のいろいろなところに交番があり、わたしたちのくらしを守(まも)っています。
そのほか、交通かんせいセンターを作って、道路(どうろ)にとりつけられているテレビカメラや、車両感知機(しゃりょうかんちき)、パトカーなどの情報(じょうほう)から、道路のこんざつのようすをいちはやく知らせています。
交通かんせいセンターの中にある地図板には、県内のおもな道路がかかれていて、赤、黄、緑のランプがついたり、消えたりしています。これらのランプから、道路のこんざつのようすがわかり、車のながれを調節(ちょうせつ)するなどして、交通事故(こうつうじこ)にあわないで安全(あんぜん)な運転ができるようにしています。 交通表示板
(こうつうひょうじばん)車両感知機
(しゃりょうかんちき)交通案内板
(こうつうあんないばん)モニター ↓テレビカメラ 横須賀中央のテレビカメラで写ったものは、けいさつしょのモニターで見る事ができ、これは、交通かんせいセンターへ情報(じょうほう)として送られます。
交通標識
(こうつうひょうしき)
公開日:2023年10月16日 06:00:00
更新日:2023年11月01日 10:59:28